2017年 02月 04日
桂鷹治さん 祝二ツ目昇進 奮闘独演会のこと |
行ってまいりました、なかの芸能小劇場。
鷹治さん初の独演会。
ひとりで1時間半!?そんなに間がもつんか!?
と思っておりましたが、
若手らしからぬ貫禄で乗り切っておりました。
もう、お腹で帯が見えないくらい貫禄たっぷりです(笑)
今日の演目は、子ほめ、天狗裁き、中入り後に初天神。
天狗裁きは、初めてききました。
登場人物がどんどん入れ替わっていき、
オチはよめるんだけど笑える。
初天神は好きなネタ。
鷹治さんがやるのをきくのは三度目ですが、
毎回違うんですよ。その変化も面白い。
例の言い間違えはなかったことに(笑)
学校寄席といって、キャラバンを組んで
小学校をまわったりもするそうですが、
小さい頃に落語をきいて面白いと思った子供が
おとなになって1000人に1人でも
寄席に来てくれたらいいと話していて、
ほんとうにそうだなと思います。
もともとわたしの初寄席体験は、10年ほど前に、
お笑い好きの友人が寄席に行ってみたいというので、
ふたりでこわごわ、浅草演芸ホールに行ったのが始まりです。
夕方から入って、夜9時のトリまで一気に見て、
すごく衝撃を受けてふたりで上野公園まで
夜道を歩いたのを覚えています。
こんな世界があるんだなーと。
生々しくてバカバカしくてでも真剣勝負で。
こんなに娯楽がたくさんある時代でも、
なくならない理由があるんだなと。
ぜひ一度、寄席に足を運んでみて下さい。
どうしようもない人たちがでも真剣に生きてる
落語の世界が待っています。
by akdm5
| 2017-02-04 20:36
| 落語
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